虎の門病院の初期臨床研修、後期臨床研修情報

初期臨床研修の募集について

初期研修医 募集人数21名(注1) 

虎の門病院での初期研修の強みについて(客観的な3点)

1)研修医の税込年収が800万円(家賃補助も含めると900万円)である点:報酬が高めに設定されており、全国から優秀な研修医が集まる一因になっています。(注2)

2)東京都心の有力病院のため症例数が多い点:例えば乳腺外科では年間手術件数が500例程度で、80大学の順位に換算すると5位に相当しており、多くの科で同等以上の実績があります。

3)港区虎ノ門に位置し、若い時期を学術的、私生活両面において刺激のある環境で過ごせる点:例えば当科であれば後期研修医には英文・原著での筆頭論文の作成を指導しており、後期研修医が臨床で英文原著を書くためには全国のトップレベルの症例数と指導医がいないとできないことなので、これが虎の門病院の明確な特徴と言えます。外科レジデント:川口駿先生の論文掲載について

(注1)外科系6名 内科系11名 産婦人科2名 小児科2名(計21名) (産婦人科プログラム、内科プログラム、小児科プログラムからも選択すれば乳腺内分泌外科をローテーションすることは可能です) 病院公式HPサイト(医学教育部)へ

(注2)税込年収の正確な計算は各種手当の合計となるため複雑ですが、卒後1年目1月~2年目12月までの源泉徴収票ベースで800万程度、2年目1月~3年目12月までの源泉徴収票ベースで970万円程度となっています。なお初期研修医には給与と別に宿舎(港区新橋の民間のワンルームマンション)の割安な提供(12万円程度の部屋が3万円程度で提供されるという意味)があり、2年目の研修医の実質的な税込年収は900万円の相当になります。

虎の門病院正面

後期研修医の募集について

日本外科学会に所属する外科系診療科で毎年6名の後期研修医の募集があります。後期研修は各大学医局も力を入れており4~5倍程度の実質倍率のある初期研修の採用と違って、毎年定数ギリギリ(時々定数割れ)の虎の門病院側にとっての激戦となっています。

外科専門医については3年間の後期研修で受験資格が得られ、乳腺外科専門医についても卒後4年~6年目の3年間の研修で専門医受験資格が得られ、卒後6年目の途中で外科専門医、卒後7年目の途中で乳腺外科専門医の資格を取得できます(外科専門医と乳腺外科専門医には2年間の連動研修が認められています)。

虎の門病院は全国に112施設ある乳腺外科専門研修の基幹施設に認定されています。なお初期・後期の5年間(後期から来られた方は3年間)を虎の門病院で研修していただき、その後は大学に所属される方と当院に残られる方の概ね半々に分かれます。この点はあまり語られていませんが卒後5年目の時点で進路を確定させ、入局する大学を決めることができるのは虎の門病院の大きな利点と思います(一度後期研修のローテに入った大学を離れ、別大学に入局するのはいろいろ障壁があるという意味です)。

虎ノ門ヒルズ群

スタッフの公募(乳腺内分泌外科)について

現在スタッフ(専門医クラス)の公募は行われていません(2022年9月現在)

2022年度乳腺内分泌外科スタッフ・レジデント

乳腺内分泌外科の論文業績

虎ノ門ヒルズステーションタワー(病院と直結~建設中)