メディア・学会

加藤浩次氏 × 田村宜子先生(当院)の対談より

日本における女性の乳がん罹患率は欧米にくらべると比較的少ないとされてきました。ところが最近、日本でも乳がんの罹患率が年々増加しており、生涯のうちに乳がんになる女性の割合が15年前は26人に1人でしたが、現在は11人に1人と言われています。早く見つかれば高い確率で治る、検診が有効な病気である乳がん。
エストネーションはCSR活動のひとつのミッションとしてジェンダー平等の推進をかかげており、女性たちが笑顔でいきいきとした日々を過ごせるように、という願いを込めて乳がんの早期発見・治療の啓発活動をしております。

最近の乳がん事情について 2019年2月

私は1988年に大学を卒業し外科医の道を歩み始めました。その数年後には乳がんを専門に選び、その後のキャリアを歩んできました。この約30年間に乳がんの死亡数は2.7倍に増加し乳がんは日本人女性にとってより現実味のある、そして医学的にも社会的にもかつては比べられないほど重要な疾患になりました。本稿では乳がん増加の理由、この領域の最近のトピックスをご紹介し、最後に虎の門病院での取り組みをご紹介したいと思います

2007年3月:雑誌原稿より

そもそも乳がんは どこにできる?、温存療法に適したがん適さないがん、乳がんの標準的な治療法とは、より新しい治療法はどう判断する?、では超音波やラジオ波は?、乳がんにかからないようにするには?、コラム 「センチネルリンパ節生検」とは

2008年1月:雑誌原稿より

マンモグラフィ検査と超音波検査の最新情報、進歩したMRI検査 ホルモン受容体と乳がんの関係 、HER2受容体に異常があれば、ハーセプチンが功を奏す、新たな局面に入ったセンチネルリンパ節生検 、個別治療の時代に入った